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ITIL V2とV3について

ITIL書籍は現在V2とV3の2つのバージョンが公開され、またITILファンデーション試験もそれぞれのバージョンに対応した2種類が配信されております

「V3の方が新しいから良い」ということでは、ありません。
目的に応じて使い分けが必要ですのでご注意ください。


※日本で普及しているのは、サービスデリバリ・サービスサポートを中心としたV2対応のものです。

 V3はV2に比較して成熟度レベルが上がっており、日本の組織のITサービスの現状においてここまでの成熟度を必要としている組織はまだほとんどありません。
 弊社では、IT運用を中心とした現状のITサービスの実務においては、V2の方が有効であると考えております。(V2レベルのサービスマネジメントを実現した組織でなければ、V3は有効活用できません)
従いまして、まずはV2にて現場に適したサービスマネジメントの基礎をきちんと学習していただき、それ以上の知識の必要性を感じられた方がV3にステップアップされることをお勧めしております。

以下、V2とV3の相違点を簡単にまとめました。

 
V2
V3
書籍構成
サービスデリバリ・サービスサポート及びそれらを補完する計7冊の書籍
サービスストラテジ(戦略)とそれを達成するのに必要なライフサイクルに関する計5冊の書籍
内容
プロセスに関する説明が主
ライフサイクル各段階の目的や効果の説明が主
有効なアプローチ
ボトムアップ型
トップダウン型

※以上のようにV2とV3では内容に差異があり、どちらのバージョンも有効であり、並存されるべきものであるはずなのですが、業界関連団体等の利権等の関係から、残念ながら、V2ファンデーション資格は2010年6月30日を持って配信終了と決定してしまいました。
配信停止以降、資格試験としてはV3ファンデーションのみとなってしまいますが、7月以降の弊社研修ではV2の要素や考え方も織り交ぜながら、講義を行ってまいります。
また、企業様向けの貸切研修等においては今後もV2を元にした研修を引き続きご提供してまいります。